いじめ・嫌がらせを徹底解剖‼︎
今回は児童虐待に限った話ではありませんが、いじめ・ハラスメント・嫌がらせ、それらを行う人について、色々調べたり考えたり、人を見たりしている中で私が気づいたことをまとめました。
よくまとまらない部分もあるかもしれませんが、何か少しでもご参考になれば幸いに思います。
皆様お一人お一人に、一刻も早く最善の解決がなされることを強く願います。
【なぜ加害行動に出るのか?】
・生育環境
その人自身、虐待やいじめを受けてきたり、親などと関係がうまく行かず心理的に不安定な中で育ち、自分を大切にできないままでいる可能性が高いです。そして無意識か意図的にか、自らも弱い者いじめの道を選んでいます。
・心理状況
過去に傷つけてきた人への強い憎しみや、人生への不安や恐怖がいつもつきまといます。また、自分の外見や性格、言動(ミスを重ねてしまうなど)にいつも嫌悪感があります。そのため、化粧でごまかしたり(化粧自体は悪いことではないですが)、一定の外見の人を「ブサイク」などと揶揄したり、ミスが多いなど難点のある人をやたら責めたりすることでマウントをとろうとします。
その人自身も欠点に悩んでいたりいじめられていたりして、日常でものすごいストレスや傷を抱えています。あなたはその、ほんのおすそわけをいただいているに過ぎません。
【加害の正体】
妬んで嫌がらせをする人は、何の強さも能力もなく、そんな程度のことでしか自分を誇示できないのです。自分は弱い愚かな人間であるとさらしているのです。
そして、私はこうされると傷つきます、ということを加害者自身がさらしているに過ぎません。たとえば30歳のAが25歳のBに嫌がらせをしているとします。それはAが25歳の頃の自分を基準に、こうすればBが傷つくであろうと考えていると思われます。Bがそれほど気にしていないのであれば、BはAより断然強い人です。
加害者にとって、加害をすることは息をしたり水を飲んだりすることと同じもの。実態は、被害者が加害者に支配されているのではなく、加害者が被害者に依存してしまっているのです。
【職場でのパワハラ】
社会人の場合、最も悩むいじめ・嫌がらせは職場でのハラスメントではないでしょうか。ミスにつけこみ過剰に叱ったり、その後も繰り返しそのことで責めてきたりするのもパワハラです。過度に否定的な言葉を浴びせる人のことで、自分を責めることはありません。
社員を公平・正確に評価する人事課でもないのに、過剰に貶める発言をしてくるのはおかしいことです。
「あの時あのミスをしなければ、こうしていれば、あんなことを言われなくて(されなくて)済んだのに」と思ってしまうかもしれません。決してそんなことはなく、悪いのはパワハラをする人。悪意のある人は、あなたがどんなに頑張っていても能力があっても、何かしらにつけこんで嫌がらせをしてきます。
【加害を受けたらどうするべきか】
加害をして思うような反応がないと、加害者は大きな精神的ダメージを食らいます。加害されても動じず、本当にできればうまい返しをする(無理は禁物ですが)ことで、かえって自分の強みを見せてギャフンと言わせるチャンスだととらえましょう。
加害する人の性質、加害の内容によって、適切な対応は当然変わります。加害者をよく吟味し、様々な分野の信頼できる人たちに相談した上で、アクションしてみてください。
【その人はその人、あなたはあなた】
職場でハラスメントを受けている人、何かの活動をしていることに対して嫌がらせを受けている人。今一度、誰のためにその仕事や活動をしているのか考えてみましょう。それは何よりも、みんなのため、社会のためです。
もちろん自己実現や自分の成長のためというのもありますが、「自分が幸せになりたい、優位に立ちたい」という気持ちにあまりにも片寄ってしまっていないか、時々見返してみるのもいいかもしれません。幸せアピールばかりしている人には不快感を覚えてしまいますよね。
自分の仕事や活動を通して、喜んでくれる人がいたり誰かの役に立てたりすれば、それこそが何より大切なことであり、嫌がらせを気にすることは全くありません。
叩かれるのは、それだけあなたの働きが影響力のあるものであり、また支持してくれる人もたくさんいるからなのです。
加害者のことも、あなたのことも、おてんとうさまは全て見ています。
善意と誠意を尽くして頑張っている人は必ず幸せを得て、陰で悪事を働く人は必ずその行為が知れ渡り、報いを受けます。
私はクリスチャンですが、聖書には悪事を働く人たちのことを「彼らは既に報いを受けている」と書かれています。
年齢や性格によって、どうしても怒りがわいたり憎しみがおさまらなかったり、心が揺らいだりしてしまうこともあるかもしれません。そうなるのは自然なことであり、自分を責めることはありません。
自分の中に浮かび上がる気持ちに素直に向き合い、「自分も悪いから」「告発したら環境が乱れてしまう」などと押し込まないで、解決の道は必ずあると信じてください。
人は人、あなたはあなたです。職場、学校、地域など、被害を受けているその場所が、あなたの全てではありません。
無駄に否定し悪意を持った働きかけをしてくる人のことを考えて時間を費やす必要はありません。
そのことを忘れるくらい打ち込めるものを見つけたり、何も考えたりしたりせずリラックスする時間を持ったりすることも大切です。
あなたを支えてくれている人たち、そして自分の夢や目標のために生きましょう!
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